農林水産省共通申請サービス(eMAFF)について

農林水産省共通申請サービス

農林水産省共通申請サービス(eMAFF)について

農林水産省の申請が今後は電子化されます。
その申請手続きを行う為の農林水産省のシステムが農林水産省共通申請サービス(eMAFF)です。
現在の農業者は2022年には第3世代となってきています。
第1世代が1947年から1950年に行われた農地解放があった当時の農業者、そしてその農業者から農地を相続し、耕作を行う世代は兼業で行う農家を第2世代とすると、第3世代は第2世代からの農地を相続して賃貸や担い手型が主流になることが想定されています。
現在、国では農地や農業事業者のデータを電子化することで、今までは紙で保管していた資料を、PC上で手軽に検索や確認できるようになってきています。
例えば「農業共済」、「経営所得安定対策」、「農地台帳」、「農業水利」、「作物市場」のデータをみることで、今後はより計画的な農業経営を行うことが出来るようになり、またその申請手続きも農業事業者の方が自宅からPC上で申請できるようになってきます。

その際に重要なのは、農業事業者の方が電子申請する為に必要となるID番号(eMAFF ID)の取得になります。
eMAFF IDはgBizID等の取得があれば簡単に手に入れることができ、間違いなく本人が申請していることを官公庁の職員が確認できるものとなります。
またマイナンバーカードとスマホを使うことでもeMAFF IDを取得することが可能です。

行政書士は、農業事業者の方に代わって官公庁への手続きの代理申請を行うことができる専門家として農林水産省共通申請サービス(eMAFF)の登録を行うことが可能となりました。
登録している行政書士のみが、この農林水産省の電子申請手続きの代理申請を行うことができることとなります。
農林水産省の手続きにはさまざまなものがありますが、申請手続きの専門知識を持った行政書士に申請代理を依頼する事により、農業事業者の方の業務負担の軽減に繋がります。

当事務所も2022年にgBizIDを使用することにより農林水産省共通申請サービス(eMAFF)の登録を行っております。
申請代理のご相談、eMAFFの取得方法のご相談などございましたら当事務所までお問合せいただきますようお願いします。